『線分』(segment, line segment)

(D.) Segment           
(Fra.) segment de droite     
(Ita.) segmento, segmento di retta

図形

 直線の一部分で,有限の長さを持つものを線分といいますが,すでに直線を無定義用語と定めているとしても,
「有限」とか「長さ」を定義していない段階では,これで線分を定義したとはいえません。
 線分は無定義用語であると考えるのがふつうです。
 2つの A, B を両端とする線分を線分 AB ( segment AB ) といいます。
 単に AB と書いた場合,2点 A, B を通る“直線”を意味する方がふつうだと思いますが,線分 AB を意味するときもあります。ふつうは前後関係からどちらの意味で用いられているかが分かるはずですが,混乱する心配がある場合は,「直線 AB 」,「線分 AB 」などと区別して書く方がよいでしょう。
 線分 AB には両端の点を含めない場合と含める場合があります。区別する必要がある場合には,
     「両端を含まない線分」,「両端を含む線分」
などと表現する方が安全です。
 (2020年1月1日改訂)