『記号』(symbo, sign)

(D.) Symbol, Zeichen 
(Fra.) symbole, signe 
(Ita.) simbolo, segno  

 意味を伝えるために用いられる図形のうち文字以外のものを記号といいます。
 文字(数字を含む)は最も基本的な記号であるといえないこともありませんが,ふつう,文字は記号から除きます。
 文字のみを用いて表すと複雑になる文章を簡単に表すことが記号を用いる主要な目的なので,複雑な命題を扱うことが多い論理学でも記号は重要な道具であり、論理用語と呼ばれる
     かつまたは
     任意の存在する
     ならば
などの言葉を全面的に記号で表した論理学を記号論理学と言います。
 また、論理学を土台とする数学でも、当然、記号はなくてはならないものであり,論理記号の他に、四則演算で用いられる+,−,×,÷ を初めとして、 等号不等号和の記号集合関数微分積分などのあらゆる分野で多くの記号が用いられています。
 現在数学で多く用いられている記号にはオイラーが初めて用いたものが多いそうです。
 (2019年7月7日改訂)