ヴェン(John Venn)

( 1834-1923 )

図形

 集合を学ぶとき用いられる右の のような“ベン図”によって日本の受験生にもその名が知られた数学者ですが,英国の論理学者であるとされています。
(図において,小文字の a,b,c は集合 A,B,C の補集合を表しています。)
 最初は哲学や神学に興味を持ち,その後,ブールなどの影響を受けて論理学を研究したようですが,確率論の創始者の一人だとも言われています。
 当時は学問が今ほど細分化されていなかったのでいろいろな分野の研究をしたとも考えられますが,論理学では命題関数の真理集合を考え,確率では事象を集合で表すことを考えると,ヴェンが研究した論理学と確率論はそれほど無関係ではないとも言えます。
  (2014年5月4日改訂)