ライプニッツ
(Gottfried Wilhelm Leibniz)

( 1646-1716 )

人

 ライプニッツはライプチッヒ大学の倫理学の教授の家に生まれました。子供の頃から語学力に優れていて,独学で哲学を学び,スコラ哲学とデカルトの哲学を比較してデカルトのほうが優れていることに気がついたので数学の勉強を始めたそうです。
 1665年にニュルンベルクへ移り,そこで哲学の数学化を考えて記号法を研究し,これが今日の記号論理学の出発点となったと言われています。
 1672年,パリへ行き,ホイヘンスの話を聞いたことなどがきっかけで数学の勉強を積極的に始め,独学で数学をマスターしました。26歳のときです。
 1673 年ロンドンを訪れ,このときニュートンが発見した微積分法についての話を聞いたのがきっかけで無限級数の研究を始め,四分円の面積を交代級数で表しました。
 1673年,ハノーファー (Hanover) へ移ってからも数学の研究を続け,ニュートンが10年前に知っていて公表をしなかった微積分法をライプニッツも1675 年に独力で再発見し,1677 年に発表しました。
 ライプニッツは多くの新しい記号を考えました。現在高校の数学で用いられている微積分の記号の多くはライプニッツが導入したものです。
 また,微分関数座標,微分方程式などの用語もライプニッツが命名したものです。
 ただし,ニュートンと同様に,「限りなく近づく」とか「無限に小さい量」などについての合理的な説明はできませんでした。
  (2014年4月2日改訂)
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